植え込み越しに見る灯篭と大祖堂の屋根
総持寺を入って右奥に進むと読経が聞こえてくる大祖堂がある。ここに行き着いた頃、風は相変わらず強かったけれども、青空も見えるほど天気が落ち着いていて、そのせいかずいぶんと気分良く写真を撮る事が出来た。
大祖堂の堂々とした屋根がヤケに魅力的だったので、屋根を中心に何枚も撮ってしまった。(笑)
と書いていると、昔のことを思い出した。 1970年大阪で開催された万国博覧会。
CANONETを片手に万博を見に行った。一日中歩き回ってヘトヘトに疲れてオジサン家に戻ってくる日が2日ほど続き、大阪から帰って写真を現像に出して、出来上がって来た写真を見てビックリ!「太陽の塔」ばかり写っていた。なかには「太陽の塔」を上中下3分割で撮影した写真まであった。
おみやげで買って帰ったもののほとんどに太陽の塔が…。「万博」というと太陽の塔しか思い出せないのはいうまでもない。(笑)
最近気になっていることがあって、露出を合わせて撮ったつもりがナゼか?どの写真も露出オーバー気味になってしまっている。(カメラの電池の消耗が原因か?)
ところがそんなネガをフィルムスキャンする際にアナログゲインの調整をすると、これが意外と良い結果が得られた…。ということで「灯篭」の写真は、そのおかげで灯篭の質感が良い感じに写っているので掲載する事にした。所謂「怪我の功名」っていうやつやね〜。(~へ~;
因みに前回までの総持寺1、2は50mmレンズ、今回と次回の分は135mm(カビ付き…笑)のレンズで撮影した。
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